人々の帝国

朝方は知らぬうちに過ぎ去り、昼をまわってからのこのこと起き出す。ESの整理。近鉄を処理。FAX。

夕方、サントリーホールに出向く。今日もコンサートである。

恋しさはつのる。つのるものらしい。人を求める欲求と束縛から逃れ自由でありたい欲求は、すべてが不信につながってゆく。語りの空間はもろく、そもそもその回路自体が開かない。そしてまた語りの空間そのものも不信に満ちる。片時といえど見失うことはそれ自体が罪である。

チャイコフスキー「ただ憧れを知る者のみ」を聞き、ブランデーを一本あけて、寝る。

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