パターン化の中で。記憶の埋没

徹夜していたのだから、当然朝は起きている。むしあつい朝だ。

とっととクラナッハに行く。しかたがないので一日中起きていようと考えていたのだが、一度携帯をとりに家に帰って、何の問題もなく撃沈。13時まで寝る。

最近目元ひんやりシートがお気に入りなのである。あの手の道具にはまっている。なにしろ肩こり頭痛腹痛など無縁なので、なかなかそういうものを使う機会がなかったのである。

くそ暑さにげんなりしつつ、学校にいって、ひたすら英語の勉強。ほんっとに知らない単語多いな……。やばいよ。でも学校にいくこと自体は習慣になってきた。図書館で勉強する癖はまだ、ない。なにしろ珈琲も飲めなければたばこもすえないからだ。

閉館までいて、その後もすかいらーくでがりがり。

この妙にパターン化された生活の中で、想いをとめたような事柄であるとか、なにか考えたことなどは惜しげもなく捨象されてゆく。ある意味、もったいなさがある。居心地の悪さを覚えながら、時間の過ぎることを、期待するような空間。夜遅くになったファミレスで何かを待つようにしながらの勉強は、独特の雰囲気と寂しさがある。

アスファルトの向こう、陽炎が揺れる。一月は早く、ときに7月。リミットは近い。

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