久しぶりの寝坊

久しぶりに寝坊した。といっても11時には起きたが。猫と遊んでから「クラナッハ」へ。月曜日はMonday-Nikkeiと「地域に未来はあるのか」が楽しい。

今日は確か公的資金注入で噂の道銀の説明会だったが面倒くさくてほったらかす。というよりあまりにもいろいろな日時が輻輳してわけがわからなくなった。就職活動そのものをちゃんと管理するのも偉く面倒である。

気合いでESを処理。嘘八百を書きまくってとりあえず満足する。ただスーツを着なければいけないらしいのが面倒くさい。なんのため?もちろん写真のためである。今日の発送はアルビオン、日航、全日空、近鉄、京阪、カルピスの各社。一種のついでである。

中華人民共和国第9期全国人民代表大会第3回会議が始まった。注目の朱鎔基総理による政府活動報告は経済成長率に関する言及はなく、腐敗防止がもっとも大きな題目となっている。しかも西部地区への固定資本投下率のすさまじい高さはまさに自信の回復を象徴しているといえる。昨年度の経済のどん底での政府活動報告と違い、今年度はすくなくとも総決算の目途はついているかにさえ見えた。

問題があるとすれば軍にたいする政府の統制力であろう。昨年度から禁止された人民解放軍による企業経営の余波と迫られる近代化で軍の財政は逼迫しており、これが高い軍事費アップにつながったといえる。もしそうであるとすればこれは政府による一種の「思いやり予算」ではなかろうか? 人民解放軍はロシア軍の極東での力空白を埋めているが、もし政府の統制が限界に来ているとすれば台湾問題とのからみで危険である。ここのところ中国政府は台湾に関して強気の発言が相次いでいるが、これも軍へのリップサービスかもしれない。実際のところ米第七艦隊のシーレーン内にある台湾の制圧は人民解放軍の総力をもってしても相当な困難が予想される。政府はこのことをしっているが軍が暴走するとどのようなことになるだろうか? 今のところは劉華清前中共中央軍事委副主席、張万年、遅浩田はじめとした軍官僚に江沢民の統制がきいているが、腐敗防止キャンペーンと平行して地方レヴェルの軍区司令員まで完全に統制できているとはいえない。このあたりに危ないシナリオがあるかもしれない。

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