意外にどうでもいい日としてのクリスマスイブ

クリスマスとは所詮はキリスト教の祭りであるから、自分には無関係だ。八百万の神のほうがよっぽど大切 である。というのは嘘だ。去年指摘したとおり、クリスマスの祭りはとっくの昔に換骨奪胎されて、いわゆる「冬至祭」になっているということを忘れてはいけ ない。太陽の運行に関わりのある「非日常」。これがクリスマスの意義であろう。

私はこれといってやることもないので、暇を飽かして新潟に雪を見に行こうと思い立った。ところが起きたときにはとっくに日は傾いており、これはまずいと思った。北海道に行きたかったぞ。

とはいえ、である。祭りはないよりあったほうが楽しい。丸の内のライトアップも見逃す手はない。イブの夜に「映像の世紀」を見ているのも因果だし、 「クリスマス・オラトリオ」なんぞ聞いてるのも因果。しかし最悪なのはひとごみに揉まれて、まずくて高い料理を食べること。日を一日ずらすだけで楽しく過 ごせること。こちらのほうが私はよい。しっかし、世の中暇なやつがうじゃうじゃといるものだ。

というわけで用事を済ませた後、なんとイブの夜に三田まででかけてカラオケをやっている私は何者か?

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