里中哲彦『まともな男になりたい』

まともな男になりたい、と思いつき、まともな男とはなにか、との自分語りの書。まともな男はそもそもこんなもの書かないだろうと思うのだが。自分のことを「小生」と書いたりするのもこっぱずかしい。さほどおかしなことを言っているわけ […]

金子雅臣『壊れる男たち』

セクハラ本。著者は東京都の労働相談に長年携わった人。本書はその中のエピソードを紹介して、セクハラ問題を「女性問題」の枠ではなく男性問題として捉えなおす試みを行うものである。事例とそれを読み解く「第2章 男たちのエクスキュ […]

長尾宇迦『津軽南朝秘聞』

題名を聞いて、知っている人ならば浪岡北畠のことだろうな、という予想がつく。浪岡北畠というのは、後醍醐帝の建武新政の際に奥州に下り鎮守府将軍となった北畠顕家・顕信兄弟の子孫で、津軽平野の東部、浪岡に貴種としての権威をもって […]

ダイアナ・マーセラス(関口幸男訳)『夜明けをつげる森の調べ』(シャーリアの魔女第3部,上下巻)

三部作かと思いきや,おわらない.いろいろな伏線がそのまま.作者も投稿している掲示板を読んでみると出版関連で問題があり,脱稿しているものの出版が出来ない状態の模様.無事出版,翻訳されることを祈る.著者もいっているがTo B […]

篠田一士『三田の詩人たち』

あゆみにあったので,当然題名にひかれて買った本.が,実は慶應義塾と文人たちの関わりはほとんど何も書いていない.書いていないが近代日本詩学論的には非常に質のよい教科書といってよい良書かもしれない.扱う人々は久保田万太郎,折 […]