最近のMozilla覚書

特に言及することでもないかもしれないが、Mozilla 1.0.0 rc1日本語パックがリリースされた。Mozilla 日本語パック (JLP)からダウンロードできる。以下、いつも通り気になるバグを(Mozilla全般について秀の介の日記に負うところが大きいです。感謝)。

Bug 125958 – Installer creates invalid directories

例の四月十九日付けで言及した削除できないディレクトリを作るバグ(Bug 125106 – Cannot install desktop icon and program folder properly on localized Windows、およびduplicated bugとしてBug 125958 – Installer creates invalid directories)がようやくfixに近づいたようだ。妖精現実 フェアリアルなどでけちょんけちょんにけなされている(ついでにrc2はまだ正式リリースというわけではないのでは?)が、これをfixしようという努力がされなかったわけではない模様。

Bug 99823 – Layout of Arabic (shaped) text is faulty

日本で言及されるのはおそらく初めてのBugだが、アラビア語のサイトを見ようとする者には非常に重要なバグ。端的に言って時々アラビア語の文字列を選択すると選択部分がめちゃくちゃになるというものだ。はっきりいってSeverityはblockerにされていてもおかしくないといえる。CNN.comのアラビア語サイトを表示したスクリーンショットが添付されているが、確かにひどい。al-ahramなどではさらにひどくなる。ついでに未だにアラビア文字で<title></title>が書かれていると、タイトル欄は?????で表示されるバグもある(なおbookmarkに入れたり、タブでのタイトルはきちんと表示される。ウィンドウのタイトルだけが化ける)。

このバグについてはすでにパッチがすでに出ているが、きわめて煩雑な作業が必要なパッチとのことで、buildに反映されるのは1.1の模様。1.0までにやるには、アラビア語以上に対処すべきバグが多いというのがその理由。ネット上でのアラビア語の使用率まで出して説明されているが、多数言語使用者の横暴だろう。

Mozillaのリリースノートのlocalizationの項目(Mozilla 1.0 Release Candidate 1 Release Notes)について、最近ようやく小池さんによって更新されるまで、延々一年近くほったらかしであったのが思い起こされる。multi-languageのWebの世界を歩くUAなのだから、Mozilla.orgもW3C同様、英語以外の言語、ラテン文字以外の文字に敏感であってほしい。アラビア文字がかなりのレヴェルできちんと表示されるように作り込んできたり(しかしまだIEには及ばない)、CJK統合漢字の使われたサイトにおいてSGMLの仕様的にはよろしくないが改行をスペースで置き換えるのはやめたほうがいいのではないか、といった議論(Bug 135323 – A return code between the two CJK characters is converted to a space code)がされているのは歓迎できる。そのようなことを念頭に置いて、日本語話者のMozillaユーザーもこれまで以上に声を大きくしてもいいのかもしれない。自戒を込めて。

プリント関連
【第345回】 最近のMozilla Nightly(2002年04月06日)で指摘したbugはdupばっかり増えて全く進捗していない模様。
jp-Bug 2152 – ファイルをダウンロード時クラッシュ
これは新しいバグ。とにかくダウンロードが始まるとダウンロードマネージャが起動して、かつ勝手に落ちるというひどいものだ。2002050208でも発生している。

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