桑原水菜『耀変黙示録III 八咫の章』

炎の蜃気楼(ミラージュ)〈32〉耀変(ようへん)黙示録3 八咫の章 (コバルト文庫)

著者/訳者: 桑原 水菜

出版社: 集英社(2001-04-27)

Amazon価格: JPY535

文庫(265ページ)

ISBN: 4086148471

Calil

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こんなものは図書館で借りればよいのに。ミラージュであるから、別にいちいち論ずる必要もない。ただ今回はあちらこちらで変な日本語が目立つ。速筆のなせる技だろうか。

闇戦国以外の亡霊がうじゃうじゃとよみがえってきたというのもいよいよ物語が破綻して来た証拠であろう。でなければ相当なプランがあってから書き始めたことになる。最初からなんだって戦国の霊しか出てこなかったのか非常に謎であった。『火輪の王国』あたりで、古代のヒムカ族だのを復活させてしまったのが、おそらくこの流れの始まり。以降弘法大師だのなんだのとネタが古くなってきており、ここにおいて神武東征まで引っ張りだされた。初期のあたりでは北條氏康や東照大権現が非常に大きな力を持っていたはずであるが、崇徳院なんかが出てくるとどっちが強いのだろう。黄金の雨によって神社から神が消えているそうだが、やっぱ平安神宮の桓武帝や明治神宮の明治帝、乃木神社の乃木大将なんかも消滅しているのかな(笑)。ここまで来てしまったらもう、いくところまで行ってもらうしかなかろう。そのうちモンゴル帝国の南宋兵なんかも復活するかも

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