夏の日に……別れ

連日、暑い。暑さを感じるころにはすでに秋は、近い。

夕刻、巣鴨駅。見上げた空は意外なほどに高く、透きとおっていた。それはまさに秋の空。夏の朝夕の涼しさは、秋への前触れである。そして8月半ば、すっきりと晴れ上がった月のない夜。

われの星燃えてをるなり星月夜 虚子

という世界があらわれる。

秋への時間の短さを知ると、短いであろう夏が急速に惜しくなってゆく。暑くて良い。日差しがぎらぎらしていて良い。頼むから、この夏が永遠であって欲しい。朱夏の輝きが白さを増してゆく。嗚呼。

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