- 2000年5月14日 23:30
- コラム系記事
小渕前首相死去の報が私に伝わったのは、時事通信1629時発の速報によってであった。小渕政権の凄まじい財政出動の下、日本経済は回復基調に向 かった。これは功績である。しかし一方で巨額の負債を残しもした。小渕氏は、この負債を処理するという仕事も明確に意識しており、みずからその重責を担お うとしていたと思う。それが後世どのような評価をされようとも「やろうとした仕事」を半ばまでしかなしえなかったことは、無念であったに違いない。こんな 風に思える点こそ、彼の「人柄」であったのかもしれない。
小渕氏が世を去った後、後継の政権がはたして小渕氏がしようとしたことのあとを着実に実行できる、すなわち「遺志を継ぐ」ことはできるのだろうか。そんな不安を残したまま「無念の宰相、静かに逝」った(日経15日社会面)。
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- ■□追悼・小渕前首相□■ - Eskandar d'Esfahan より