夜にこそ香り

沈丁花が咲きそろった。この香り、大好きだ。金木犀とならぶ香樹だが、凛として甘さのないところがまたいい。白さが夜に映える。

おきまりのX-NIKKEIは今週もたいしたことなし。ただ企画が落ちて埋めたらしいネット用語「悪魔の辞典」のパロディには笑わせてもらった。文字化けはシュールとか……顔文字ってたぶん言い方としては文字顔の方が正しい、でも今更言っても仕方がない。願わくば新聞で使われないことを……。といった馬鹿な発言。それからリナックスをひくとライナクッスとありライナックスとひくとリナックスとある。馬鹿馬鹿しくてよい。さすがはいい加減さをほこる日経である。

一方でいいがげんとは自分で思っていない朝日新聞がとんでもなくいい加減な記事を出した。「運輸省基準よりきつい急カーブ、営団に集中 64カ所も」である。この記事で基準である半径160m以上のカーブの件数をひたすら批判し、特に営団の丸の内、銀座の両線で多いと痛罵している。しかし営団の言うとおりこれは道路に沿うという線形の問題がまずある。そして重要なのが車輌の長さである。25m車輌を利用するJRなどでは当然カーブはへり、逆に18m車輌を使用する丸の内、銀座などの古い地下鉄ではカーブは頻発する。車輌に対するカーブの半径によってかかる遠心力を比較すべきであって、単純にカーブの半径で論ずるべき問題ではない。見下げ果てた。

グインサーガの外伝を一気に買う。一気に読む。もちろん「クラナッハ」で。1900時に日吉に向かう。近所でセミナーがあったらしくゼミの友人に遭遇。しゃべりながら同道。例の事故地点も通過する。お詫び放送がむなしい。あとは飲んで喋って終電で帰宅。

ところで私は歴史家たらんとしている。学に命を捧げる覚悟があり、一方で企業に殉ずる気などさらさらない。たとえばどのような境遇でどのような学に携わろうとも歴史へのマインドは捨てられない。

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