永遠の午後に

朝早く起きて、エントリーシートを書く。締め切りが近くなってから書くとあせりそうだからとっととやってしまう。ただスーツを買ってないので写真が撮れない。面倒なことだ。OB訪問とかはやる気はない。実質上のリクルーターとわかっていてもなんだかイレギュラーな気がする。その辺は試験だけの新聞社や官庁の方がまともな気がしてならない。

だいたいが就職時の企業規模で生涯賃金が決定するようなシステムはすでに日本では有効に機能し得ない。私の友人たちがなんであそこまで年俸制をいやがるのかが理解できない。だいたい初任給が安すぎ、高齢になってからの給料が高すぎるのだ。実際の就労付加価値に対して。だから高齢になってリストラされて給料が半減したりする。そのあたりのシステムは完全に制度疲労だろうし、もう高度成長の時代ではないのだ。雇用流動性はある程度のぞんでおいたほうがよい。「転職が不利にならない状況だが、いまの職場に魅力を感じているので転職しない」という状況こそが理想。あえて退職金や若年時の安月給の見返りに雇用保障などしてくれなくていい。終身雇用システムを日本の文化として論じるのも違うだろう。これはアメリカへ追いつくキャッチアップの過程で採用された一つのシステムであり、郊外型生活志向、「団塊の世代」と同様のある歴史上の特定の産物である。

そういうわけで、午後には暇になってしまった。「カフェ・クラナッハ」でしゃべって時間をつぶし、猫をみつけて一緒に遊んでさらに時間を潰す。いい加減こういう生活も飽きつつあるので図書館でも行ってみようかとも思う。

と、JR北海道から電話。セミナーに行っただけなのに不可解なことである。噂のリクルーター制かと思う。なんか大学で選んでそうな気もした。とりあえず明日いってくることにする。ところで私は学生新聞の編集をした。志向はきわめて自由主義的であり、「運動」とは相当に距離をおいているのだが、JRなどインフラ系では過去の争議の記憶が残って「新聞」は就職にすさまじいマイナスであるという噂がある。友人も受けているのではたしてどうすべきか……。正直言って嘘はつきたくないし、自分のしてきたことにそれなりの誇りもある。くだらない誤解で不利になるのもいやだが、その誤解をとかなのもいやだ。

たらたらと過ごし23時就寝。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください