三田祭を終えて

お題で韻を踏んでしまった(「編集期間を終えて」)。このようなことに、わざわざ言及するのは、他になにもなかったためである。いや、むしろ、何もなかったとしか感じられないような生活をしてしまった、ということである。完全に虚脱してしまっていて、やらざるを得ない立場に追い込まれた仕事さえ、ほとんど無視して過ごしていた。何をしていたのか、と問われても本当に何もしていないのである。

たとえば、電話がかかってきても「また連絡する」と言ってほったらかす、というようなことを繰り返した。信用をどんどん失う行為だと言うことは知っている。でも、私は大変に傲慢になってしまったのだ。「相手が再度連絡してこないということは相手がそれほど私を必要としていない。相手との縁は所詮その程度のもの」と考えてしまっている。「その程度のことで私を見捨てるなら、そんなやつは私にはいらない」という、とんでもない傲慢さなのである。

と、分析しながら書くと上記のようになるが、要は面倒くさがりやということだ。来月号の取材に関するアポ取りも、ほったらかし。焦りつつほったらかし。私に自律性をつけるにはどうすればよいのだろうか。

昼過ぎに起きて、近くの喫茶店で珈琲を飲み、サントリーホールでコンサートを聴く。終演後、お茶を飲みながら本を読み、家に帰って寝る。こんな生活を4日間連続で繰り返したのだ。私自身はとてもリラックスしていたのだが、約束をやぶった諸君には悪いことをしたと思う。

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