編集期間を終えて

この日記にはよく編集期間という言葉が登場する。私は学生新聞を作っているわけであるが、そのおおまかなところを書いてみたいと思う。

私の新聞は月刊紙である。またそれほど大がかりな組織であるわけでもないので、企画/取材から版下の作成レヴェルまで編集が負う。発行日の約1ヵ月前に編集会議がある。ここでネタを決定/実行に移す。そして発行日の約1週間前から編集期間となる。

編集期間,まず記者から電子メールで記事が集まる。これを校正していると瞬く間に、一日二日はたってしまう。しかもお互いに主張することがあるので非常に疲れる。

でこの時点でそれぞれの記事の行数、広告の段数などを考量して、レイアウトを行う。一般に記事の添削はレイアウトと同時進行するのでほとんどパズルであり、大抵徹夜して行う。なんとなくレイアウトが出来ると、こんどは見出しをつけたり、写真を入れたりする。きっちりと大きさを決定し、中身を考え、トリミングして指定する。これまた頭を使うので疲れる。で、これはレイアウトが終了した早朝に行う。終わるといよいよ印刷所に入稿。しかし普通この段階でまだ取材していない物もあるのでいわゆる「アト出し」扱いして、こちらの取材もする。もうやるべきことが頭の中でぐるぐるしていて猛烈な忙しさとなる。

翌日夕方、出した原稿が紙面に貼られる前段階の稿として「小ゲラ」が出てくる。ここで細かい直しや行数をレイアウトに納めることをする。これが終わると夜で、次の日にこれを印刷所に朝一で入稿する。午後には新聞に貼られた形で出てくるのでここでも細かい訂正や、写真の貼り込み、ロゴの作成などをいろいろこなす。で、これを二日間続けるとようやく責了となる。

「後出し」の分が、埋まっていなかったりすると悲劇で、時間との戦いに猛烈に追われることになる。しかも昼間にやるので授業とのかねあいなどから人の割り振りも面倒くさい。今月に限っては、授業は全部棚上げした。また朝日新聞の「天声人語」のようなものも書かねばならない。

夕方に予定より遅れると発行日のずれこみになり、広告クライアントに迷惑をかけることになるし、かといって紙面の校正をいいかげんにすると誤報を量産することになる。一般に編集期間が終わると猛烈な疲労にとりつかれるのが常である。

そして編集会議はだいたい一月まえと書いた。その通りで今回も責了翌日に会議があった。私の頭は内乱状態である。

しかしわたしはゼミで「三田祭発表」なるものを抱えている。これから図書館に埋まりこむ。また来月は冬休みの関係で二週間の間に全てをこなして新聞を発行しなければいけない。やりたい改革を実行する暇などどこにもない。これはモチベーションの低下に繋がっており、大変に苦労している。せめてやることは二つまでに抑えたい物であるが、研究や語学の勉強なども絡まり10以上はまったく別のルーチンの仕事を抱えているといっていい現状である。

とにかく今は誰でもよい。人に甘えてやわらかな日差しの中、ただただ本を読み、音楽を聴いていたい。

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