図書館ごもりと毒薬

今日は、化学のプレゼンの予習で、理工学図書館に半日にわたって籠もった。

文系分野(もうこの言い方もやめた方がいい時期かも知れない!)ですが、僕は医学とか化学にとてもあこがれます。

博物学、というわけではなくて、本当に構造式とか……。

さて。

くりこ姫の「帝国」シリーズを読み終わった。書誌は前の方を参照。

基本的に、明るく、楽しく、ハッピーにという路線は大好きだし、学園ものも嫌いではない。

しかし。登場人物の卒業年次などが、時折しか書いていないこと。および、短編を非体系的に並べていること。フィードバックの激しいくりこ姫の筆。この3点から、時系列の錯綜が激しすぎるというところが大問題である。

もっとも同じ世界が永続するということが期待できる点が、僕を魅了するが。

今日は図書館で本を借りてきた。さすがにJune系ではないが、最近はやりの概説書「まがい」の毒の本を含めて数冊借りた。

  • ジャン・ド・マレッシ(橋本到・片桐祐訳)『毒の歴史-人類の営みの裏の軌跡』、新評論,1996
  • 立木鷹志『毒薬の博物誌』、青弓社、1996
  • J.A.Timbrell(藤田正一監訳)『毒性学入門-毒性発現機構への生化学的アプローチ』、技報堂出版、1991
  • 鈴木董『オスマン帝国とイスラム世界』、東京大学出版会、1997

ま、読んでみてというところか。毒の方はどうか分からないが、オスマン朝の方は、政治学からイスラム世界にアプローチしている先学の仕事。じっくり読むことにしたい。

実は化学のプレゼンというのは、アブサンについてやろうと思っている。

あのランボーやヴェルレーヌ、モーパッサンの。フランスのすえた香りの。

色々な方面から。まだまだ中間発表の段階を過ぎないから、徐々にまとまったら、このページに発表してゆきたいと思う。

……にしても、図書館が久しぶり。授業のコマ数より、図書館での時間を作った方が僕にとってよさそう。

でも人といると別れがたくて。なかなか図書館に足が向かないというのもね。

まったく……矛盾。

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