12月のはじまり

ついに12月に入りました。待っていたかのような寒さで凍えあがった一日でした。

傘、というアイテムが何とも寂しく。

さてと。日記も半月分たまったわけですが、そろそろあり方を考えねばなりませんね。見やすい形を・・・(笑)。

朝はご飯とみそ汁のみ。冬は和食の方が体が温まってよいようです。

今日の、「日本政治基礎」の授業は仏語の予習をしながら。授業もサロン・ミュージックのような聴き方をした方がよいもの、というのもあるのですね。おかげで両方とも実になった。

夜は、東京芸大のコンサートに行って来ました。一緒に行くつもりだった友達が風邪をひいてしまったのですが、バイトを休んだこともあるので。今年も風邪が大はやり。早く直って元気になってね。

コンサート自体は、芸大生といっても、現役ではまだまだアマオケという印象でした。詳しくは、コンサートレポートをお読みください。

明日からしばらくのあいだ、生活は普通にしようと思いました。朝寝る、というのは人間のあるべき姿じゃないような気もしますし。そうそう。

  • 鶴岡真弓『装飾する魂-日本の文様芸術』、平凡社、1997

を読み始めました。とてもおもしろい。まだ前書き程度しか読んでいませんが、

白紙も模様の内なれば、心にてふさぐべし(土佐光起『本朝画法大伝』より)

み渡せば花ももみじもなかりけり浦の苫屋の秋の夕ぐれ(定家)

の引用と三島に関連させて展開は、絶妙。国民国家批判とその後の姿を考えるとき、鶴岡真弓に諸著作はきわめて有効でしょう。分節化しない世界をのぞき見ることも、思想論争ばかりしている人にお薦めしたいな、と思います

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